No Title
2023/03/16
今回はサービスよりオイル漏れ修理の重要性についてお話させていただきます。
こちらの画像はエンジン上部の側面を写したものです。
黒い部分が上蓋のカバーで、下半分のシルバー部分がエンジン本体となっています。
このカバーと本体の境界部分に茶色いシミに見える部分が確認できます。
これが外に滲み出たエンジンオイルなのです。
本来、カバーと本体の継ぎ目から内部のオイルが漏れない様に
ゴムパッキンを圧着させているのですが、
ゴムであるが為に経年劣化により気密が保てなくなってしまうのです。
若干の滲みですぐに危険な状況にはなりませんが、
時間の経過と共に側壁を伝って下へとオイルが降りていきます。
エンジン下部には排気管があり、万が一ちょうどそこにオイルがかかってしまうと、
排気熱でオイルが燃える可能性が出てきます。
又は駆動シャフトに使用されているゴムカバー等にかかって劣化を早めてしまったり、
オイルそのものの残量が不足したりと良い事はありません。
早期発見であれば、大事にならずに済むと思いますので、
これらのリスクを回避する為にも定期的な点検はかかせません。
もうすぐ桜も満開の季節になりました。
お車で楽しくお出掛けいただく為に、点検のご依頼お待ちしております!