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2022/03/17
こんにちは!サービスよりメンテナンスに関する事例をご案内致します。
車検時には必ず点検する部位なのですが、サスペンション廻りに数か所使用されている
ブーツと呼ばれているゴムカバーがあります。
この画像は左前のサスペンション廻りですが、ブーツが写っています。
何処かわかりますでしょうか?
運転者がステアリングを回すと、前輪が左右に向きを変えて車が曲がる事が出来ます。
上画像中央やや左下にタイヤとパワーステアリングを繋ぐジョイント部があります。
ジョイントそのものは金属なので、摺動部の潤滑や、腐食を防止する目的でグリスが
封入され、ゴムカバーで守られています。
このゴムカバーがゴムという性質上、経年劣化します。
更にアップの画像でお分かり頂けると思うのですが、ゴム外周に細かなヒビが有り、
一部裂けて内部のグリスが染み出ています。
このまま走行を続けていきますと、将来的に内部の腐食を招き、安全も確保出来なくなります。
長期的に考えますと、この様な部品は消耗品であるといえますので、
走行距離に係わらず何処かのタイミングで交換時期が訪れると考えて頂けると良いと思います。
新旧比較しますと、一目瞭然ですよね。
普通に運転していると決して見る事も感じる事も出来ない部位なので、
是非とも定期点検を受けて頂き、快適なカーライフをお過ごし下さい。