次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリュウム
2020/06/13
戦う整備士こと、予備自衛官の拳痔軍曹です。
今回はコロナ禍でアルコール消毒液が品薄になっている中で、いろんな消毒液が出ています。
その中でも比較的安全と言われていた次亜塩素酸水について語っていきます。
そもそも次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリュウムの違いが天と地くらいあります。
次亜塩素酸ナトリュウムと言えばハイターなどがありますが、ハイターには
水酸化ナトリュウムも入っています。
消毒液として有効なのが次亜塩素酸ナトリュウムなので、ピューラックスなどの
薬品を薄めて塩素濃度を500ppmに調整します。もちろんアルカリ性です。
次亜塩素酸水は、塩化ナトリュウム水溶液(塩水)をイオン隔壁の中で電気分解をして作られます。
種類として、強酸性次亜塩素酸水は塩素濃度は20〜60ppm、pHは2.7以下
弱酸性次亜塩素酸水は塩素濃度は20〜60ppm、pHは2.7〜5
微酸性次亜塩素酸水は塩素濃度は10〜80ppm、pHは5〜6.5
pHとは酸性中性アルカリ性を数値で表していますので、pHが高い
次亜塩素酸ナトリュウムだと、塩素濃度が高くないと消毒能力が低下します。
微酸性次亜塩素酸水は中性から弱酸性なので、塩素濃度が50ppmでも消毒能力はあります。
ネットでいろいろ調べて、自作で次亜塩素酸イオン水を作ってみました。
pHを測ると7〜8になるので、炭酸水で薄めてできたのが、
pH5.5〜6.5 塩素濃度は50ppmの消毒液が作れました。
材料は乾電池を分解して炭素棒を取り出し、USB電源で6時間ほどで簡単に作れます。
元は塩水なので、微酸性次亜塩素酸イオン水ではないので、台所やトイレ、机の上に
スプレーして拭取るといいです。
なお、次亜塩素酸水は食品添加物の扱いになっていますが、塩素が入っているので
自分で吸い込むと体調を崩すことがあるみたいなので注意して作ってください。
詳しくは動画サイトなどで研究してる方も多くいます。
pH試験紙と残留塩素試験紙は必須です。